こんにちは。
子ども想いのワーママ必見!
忙しい毎日でも
「家族の胃袋をつかむ」時短ごはん
動画で学べるゆで汁アレンジ講座 主宰
ゆで汁マイスターの濱田まさこです。
もうすぐ、
上の娘も8歳になります。
早いもので、
わたしも母親になって、
8年も経つのか…と
8年前の記憶。
忘れたくない記憶を
ここに書き留めておきます。
目次
陣痛促進剤の錠剤を飲んだら…ね
39週4日。
「いつもよりお腹が痛いなぁ…」
明け方から、そんなことを思いつつ
今日は検診の日だし… と
お腹をさすりながら出向いた
産婦人科。
いつものことながら、
予約をしても何故か3時間かかる
待合室での時間を乗り越えて、診察台にあがると…
「子宮口が6.7㎝開いてますね。
初産だし、何かあったらまずいから
このまま入院してください。」
へ??
慌てて主人に連絡を取り
入院グッズと、お腹が空いたから
何か買ってきて~ と
お昼ご飯のリクエスト。
入院手続きの書類とともに、
なぜか、
陣痛促進剤を使用することへの署名も。
なんでだろう… ???
そう思いながらも、
質問をすることもなく
看護師さんの指示通りにサインをし
書類を渡すと同時に渡された錠剤を
飲んでからが…
大変なことになるとは
つゆしらず。
羊水が流れ出るって、気持ちいい♪
12時半。
入院手続きが完了とともに
陣痛室で着替えたら
すぐに分娩室に運ばれてしまい
お昼ご飯を食べる余裕もなく…
「ちょっと!
わたし、お腹ペコペコなんだけど…!」
と、
軽くイライラしながら、
分娩台にのせられる わたし…
目の前にいる先生は、
初めて見かける、
ずいぶんお若い先生。
「誰だ?この人…
いつもの診察の先生じゃないの?!」
※この辺の地域じゃ有名で
産科オンリーのこの病院。
予約してても3時間待ちの診察抜けて
立ち会ってくれ訳がないと…
後になって、想うのでした。。
薬の力で、子宮の収縮は
どんどん進むも、
そこまで激しい痛みはなく
正直、
なんだかよくわからない状態。
「いきんでくださーい!」
って、言われても…
よくわからない。
ただ、ひとつ
サーっと水分が流れ出ていくの感じると
スーッとカラダが軽くなって
フワ―っとしてくる。
すっごく気持ちいい…
陣痛ってものすごく痛い!って
散々聞いたり読んだりしてきたけど
全然そんなことないじゃん。
逆に、出産って
とっても気持ちいい。
羊水が流れ出るって、
すごーく気持ちいい…♪
と、思っていたのは…
大きな勘違い。
流れ出ていたのは、
羊水ではなくて…
血液。
そう、出血多量だったんです。
大量に血液が流れていってしまって
意識が遠のいていく感覚が
わたしにとっては、
非常に気持ち良い、心地よい状態
だったみたい。。
最終的には酸素吸入と、点滴
心拍数を測られるような状態になり
立ち会った主人は、
その姿と、その心拍数の下がり具合をみて
「このまま死ぬのかもな…」
と思ったそう。
緊急手術、全身麻酔
15時43分。
長女、無事に生まれる。
取り上げられた子どもの姿を
目の前に見せられるも
抱っこさせてもらえず…
わたしの中では、
どこか遠くに連れ去られてしまう感覚で
思わず
「わたしの赤ちゃん!
ちゃんと手足の指はあるの?!!」
と、絶叫していたという話は
後になって
夫に教えてもらうほど
出産直後の記憶は、一切なし。
そう、この後は
緊急手術で全身麻酔
本来ならば
陣痛が定期的にやってくることで
産道がフワフワに柔らかくなり、
そこをクルクルと旋回しながら
赤ちゃんは子宮から降りてくるものの
早い段階での陣痛促進剤の投与によって
まともな陣痛が来る前に子宮が収縮し
赤ちゃんが押し出され
ガチガチに固い状態の産道を
無理やり通り抜けることで
赤ちゃんの耳や鼻、あごが
鋭利な刃物同然に、
わたしの産道を引き裂いていくことに
なってしまったらしいんです。
これが、大量出血の原因。
この産道を縫い合わせない限り、
出血は収まらず
命にかかわる事態になる… と。